海鮮 < カニカタログ >食用カニ
カニが嫌いという人を知りません。
アレルギーが出るというひとを聞いたことがある程度です。
肉を食べません。 食べられませんという人がいて、魚もだめだというのです。
かわいそう。 おいしいものが食べられないのだ。
でも良く聞くとカニは食べられるのだそうです。
不思議です。
そんなカニにもいろいろな種類があり、味も違います。
毛蟹はだめだけど、タラバは大丈夫などと言う人もいるかもしれません。
食べられるカニ、市販されているカニの一覧です。
名前
正式名
漁期(食べ時)等
外観 商品例
花咲ガニ
(ハナサキガニ)
釧路3月15から7月31
根室7月から9月
甲幅・甲長とも15cm程度
「ハナサキ」の名前は、漁獲地根室の地名「花咲」に由来するとする説が有力
茹でたときに赤くなって花が咲いたように見えるとする説もある。
毛蟹(ケガニ)
(オオクリガニ)
ほぼ通年
春はオホーツク海
夏は噴火湾
秋は釧路、根室沿岸
冬は十勝沿岸
水深30-200mほどの砂泥底に生息
甲長120mm程度、オスの方が大型になる。
漁獲対象は甲長8cmを越えるオスのみ。
北海道産毛蟹500g
渡り蟹(ワタリガニ)
(ガザミ)
第5脚の先が平たく変形しており、海中をすばやく泳ぐことができる。
旬は秋
石蟹
(イシガニ)
外見はガザミに似ているが小型。
岩石のすき間や、海藻の間に隠れる。
味噌汁が美味。
石ガニ
390円
藻屑蟹
モクズガニ
川に産するカニで大型種
水田、用水路、河口、海岸などに生息。
和歌山古座川
天然活け藻屑がに
(モクズガニ)10匹
4,500円
捕獲したかにを運ぶ際、はさみで傷つけ、足が取れるので、藁や紐で十文字に縛って生きたまま取引される。
5L上海蟹雌(180g)
冷凍上海蟹 蟹粉
7,875円
鱈場蟹
(タラバガニ)
たらば蟹
漁期は7月-12月
乱獲で生息数が減少。
甲幅は25cm程度、脚を広げると1mを超える大型甲殻類
冷凍 たらば蟹/タラバガニ/タラバ蟹 Lサイズ (2.5kg前後)1尾
11,500円
>タラバガニ
本タラバガニ脚(5L)1kg
5,229円
>たらば蟹
アブラガニを「タラバガニ」と表示して販売することは、景品表示法(e-gov)により禁止されている。
ただし、「タラバガニ」よりおいしいこともあるので、品質が劣るわけではない。
北海道近海産【活】油タラバ蟹(メス)【1kg~1.2kg×1尾】【L・アブラガニ】
6,090円
>油蟹
アブラガニ(あぶらがにはタラバガニ科です)2.1kg
15,800円
>アブラガニ
イバラガニ
イバラ蟹
タラバガニの仲間
味は甲乙つけがたい。
イバラ蟹2.1kg~2.5kg前後1尾
6,500円
>イバラガニ
ボイルチルドイバラ蟹足5kg前後
9,999円
>イバラ蟹
楚蟹
ずわいがに
ズワイガニ
冬の味覚の王様といわれる。
ボイルずわい蟹/ズワイガニ/ズワイ蟹 Lサイズ (1.0kg前後)1尾
4,000円
>ズワイガニ
生ズワイガニ・6Lサイズ7肩/3kg
18,900円
>ずわいがに
紅ずわいがに
紅ズワイ
香住漁港で水揚げされた紅ズワイガニは、香住ガニとしてブランド化されている。
活紅ズワイ蟹3kg前後3~7尾
3980円
>紅ずわいがに
>香住ガニ
>紅ズワイ
松葉ガニ
島根県、鳥取県、兵庫県などで取れるズワイガニの雄をマツバガニ(松葉がに)と呼ぶ。
日本海山陰・香住の茹で松葉ガニ2尾
31,500円
>松葉ガニ
>マツバガニ
越前ガニ
福井県で取れるズワイガニのオスを、エチゼンガニ(越前がに)と呼ぶ。
越前がに(900g前後・福井県産越前かに)
18,000円
>越前かに
越前ガニ
アサヒガニ
九州南部で多く漁獲される.
旬は冬
2,500円
>アサヒガニ
ソフトシェルクラブ
脱皮直後のカニ。
殻ごと食べられることが特徴
ゴールデン ソフトシェルクラブ (冷凍)約70g (タイ産) 1箱(14匹)
4,450円
>ソフトシェルクラブソフトシェル
サワガニ
子供のころに一度は取ったり、飼ったりしたことがあるのではないでしょうか。
地方によっては、おやつに食べさせられたという人がいるかもしれません。
沢蟹照り焼き(国産)
1,600円
韓国産沢ガニキムチ200g
¥ 735
蟹を食べているときは無心だ。
一つのことに集中すると、人は他のことを受け付けないように出来ている。
これはそう出来ているのだからしかたが無い。
第一、人が物を見るということも、すでに集中なくてはできないことなのだ。
人の目は、カメラのレンズのように視界に入っているものをすべて捕らえている。
しかし、集中している部分しか見えていない。
耳も同じ。 騒音の中でも、愛する恋人や子どもの話す声は聞こえる。
蟹を食べると、殻から身を出すことに集中している。
次の舌への至福の集中へつなげるために。
蟹を食べると、皆無口になるのは、そのためだ。
おしゃべりと至福の集中とは相いれないものだ。
蟹の店に行くと、蟹がたくさん食べられると思うが、意外にそうでもない。
店の人は店の品格を重んずるのだろう。
客へ演技を見せる舞台のように、店の味を出してくれる。
かにを茹でて、そのまま出してはくれない。
わざわざ冷たくして出す。
その方が美味しいと思っているようだ。
カニ酢を求めたところ、一言「ありません。」と言う。
「しょうゆだけで食べた方が美味しいです。」という。
たしかに美味しかったのであるが、カニ酢を付けて見たかったという思いは消えない。
色々なカニを思い切り好きなだけ、好きなようにたべてみたい。
金を出せばできそうだが、意外に難しい。
当たり外れが大きいからだ。
食べ放題では、細いカニや、味の抜けたものしか無い。
小さな不満をたくさん貯めてゆくストレス放題になってしまう。
生き蟹ならば間違いないか。
旬があったり、産卵後だったり、脱皮の時期だったり。 これも難しい。
冷凍物も、一度解凍して再度凍ったようなものに当たればゴムを食べているような場合もある。
何度も食べて、時々おいしいものに当たれば良いのかも知れない。
とにかく、食べる回数を増やせば、必ず美味しいカニに当たる。
でも、確実においしくないカニにも当たる。
カニを味わうことはなんと贅沢なことなのだろう。
最高においしい蟹を食するには、心の修行が必要かも知れない。
>焼きタラバ >活タラバ
ボイルズワイガニボンレス棒30本 300g
2,900円
紅ズワイガニ むき
4,980円
目面しいカニが水揚げされました。
熊野灘の深海にすむカニの仲間「テナガオオホモラ」というそうです。
漁師さんも見たことが無く、タカアシガニかと思ったようです。
見た目はおいしそうな感じもしますが、貴重なカニなので鳥羽水族館が引き取るようです。
カニはそれぞれがおいしいので、大きなカニはどんな味がするのか食べてみたくなります。
水族館フリークさん掲載写真